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秩父札所巡礼旅㉓ 結願の寺「34番水潜寺」

秩父札所巡礼旅も、いよいよ結願(けちがん)の寺「34番水潜寺」を残すのみとなりました。この札所は秩父市から離れた皆野町にあり、最寄りの秩父鉄道皆野駅からでもおよそ12㎞の山道ですので、無理をせず駅から町営バス「西立札行」を利用しましょう。

ここは秩父札所34ヶ所の結願寺であると共に、西国33ヶ所、坂東33ヶ所の結願寺でもあります(※あわせて百霊場)。その昔、巡礼者は観音堂の崖下に湧き出ている清水で身体を清めたことから「水潜寺」と言われるようになったそうです。この行(ぎょう)により巡礼者はすべての厄(やく)を洗い流すと共に、生まれ変わって現世に戻ると考えられました。残念ながら、今はこの場所は立ち入り禁止となっています。

34番水潜寺① 坂の上に見えるのがお堂ですが、この坂道は帰りの道で、右側に上りの道があります。
34番水潜寺① 坂の上に見えるのがお堂ですが、この坂道は帰りの道で、右側に上りの道があります。
34番 水潜寺② こちらが上りの道。険しい坂道も満願成就が目前だと足に力が入ります。
34番 水潜寺② こちらが上りの道。険しい坂道も満願成就が目前だと足に力が入ります。
34番 水潜寺③ 本堂(観音堂)
34番 水潜寺③ 本堂(観音堂)
34番 水潜寺④ 訪れた日も本堂は結願を迎えた巡礼者でいっぱいでした。ここでご住職から最後のお経を唱えていただきます。
34番 水潜寺④ 訪れた日も本堂は結願を迎えた巡礼者でいっぱいでした。ここでご住職から最後のお経を唱えていただきます。
34番 水潜寺⑤ 33体の観音様に結願を祝ってもらいながら山を下ります。
34番 水潜寺⑤ 33体の観音様に結願を祝ってもらいながら山を下ります。
34番 水潜寺⑥ 帰り道の途中にある「満願の湯」で汗と疲れを洗い流します。「嗚呼、極楽、極楽~♪」
34番 水潜寺⑥ 帰り道の途中にある「満願の湯」で汗と疲れを洗い流します。「嗚呼、極楽、極楽~♪」

【 結び 】

これまで、秩父に生まれながらもすべての札所を巡ったことがありませんでした。今年、12年に一度の「午年(うまどし)総開帳」の年を迎えたのにあたり、一念発起してすべての札所を巡りました。これにより、あらためて郷土の文化や伝統と知ると共に、美しい自然を味わうことができました。そして、なにより強く感じたのが、古(いにしえ)の人々の信仰に対する篤い思いでした。このように素晴らしい郷土に生まれ育ったことを感謝すると共に、これからの残された人生を有意義に過ごしたいと思った巡礼旅でした。秩父札所三十四ヵ所のご案内は今回で終了しますが、また紅葉のシーズンになりましたら美しい景色の札所を選んでご案内したいと思っています。

末文になりましたが、この巡礼旅のブログやインスタグラムに目を通してくださったすべての皆様に感謝すると共に、息災と安寧を祈念いたしましてペン(キーボード?)を置きます。読了ありがとうございました。

 
 
 

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