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秩父夜祭本宮(ほんみや)

12月3日、天候にも恵まれて秩父夜祭の本宮(ほんみや)が盛大に行われ、多くの観光客でにぎわいました。見どころは角ごとに30トンもの山車を人力で方向転換させる「やりまわし」と、斜度30度もある「だんご坂」の引き上げです。「やりまわし」は、テコの原理で山車の後ろに太い角材を差し込み、大きく傾けたスキに屋台の中心に回転用の心柱を立てます。その後、もう一度もどして心柱に乗った屋台を人力で90度回転させるのです。倒れんばかりに傾く山車がきしみ鳴く音は迫力満点です。そして、クライマックスの御旅所(おたびしょ)前の団子坂では、一呼吸して間を作り、合図とともに引手(ひきて)と囃し手(はやして)が心を合わせて一気に引き上げます。今年も無事に夜祭を執り行うことができました。

30トンもの山車を「やり廻し」心柱設置のために大きく傾ける
30トンもの山車を「やり廻し」心柱設置のために大きく傾ける

心柱で浮かした山車を一気に90度回転させる
心柱で浮かした山車を一気に90度回転させる

クライマックスの「だんご坂」の引き上げ
クライマックスの「だんご坂」の引き上げ
山車を背景に打ち上げ花火
山車を背景に打ち上げ花火

 
 
 

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