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ジオパーク秩父案内③「寺坂の棚田」

ジオパークは、単に雄大な自然やめずらしい自然をもって認定されるのではありません。それは、長い年月の間に自然が農林水産業や観光など、人々の暮らしと調和し、維持されてきたものであることが認められてこそ認定されるものなのです。今回ご紹介する「寺坂の棚田」は、まさしくその典型的な例といえるでしょう。

「寺坂の棚田」は、2万年前の氷河期の終わりに、横瀬川と曽沢川によってつくられた扇状地です。縄文時代より人々が住み着き、暮らしていた遺跡が発掘されています。扇状地は住みやすい平坦な土地を与えてくれますが、反面、水はけがよすぎて水田には適しません。そのため、太古の昔から人々は少しずつ土地の改良に努め、水田を広げてきたのです。

現在、私たちが目にしている「寺坂棚田」の景色は、まさに永年の人々の暮らしが作り上げたものなのです。

寺坂の棚田① 梅雨をむかえて水がはられ、苗の植え付けがおこなわれました。
寺坂の棚田① 梅雨をむかえて水がはられ、苗の植え付けがおこなわれました。
寺坂の棚田② 約5haの広さに330枚の水田があります。
寺坂の棚田② 約5haの広さに330枚の水田があります。
寺坂の棚田③ 駐車場やトイレ、入ってよいあぜ道や東屋が整備されています。
寺坂の棚田③ 駐車場やトイレ、入ってよいあぜ道や東屋が整備されています。
寺坂の棚田④ サラサラと、水田に流れ込む心地よい水音が聞こえました。
寺坂の棚田④ サラサラと、水田に流れ込む心地よい水音が聞こえました。
寺坂の棚田⑤ 遠くに登校する小学生の姿が見えました。棚田が暮らしと結びついている証(あかし)です。
寺坂の棚田⑤ 遠くに登校する小学生の姿が見えました。棚田が暮らしと結びついている証(あかし)です。
寺坂の棚田⑥ 武甲山もセメントの原料である石灰石の採掘で、秩父の人々の暮らしと密接に結びついてきました。「棚田」と「石灰石」まさに、ジオパークの理念が一望できる風景です。
寺坂の棚田⑥ 武甲山もセメントの原料である石灰石の採掘で、秩父の人々の暮らしと密接に結びついてきました。「棚田」と「石灰石」まさに、ジオパークの理念が一望できる風景です。

 
 
 

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