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野村萬斎の狂言を鑑賞してきました!

国立能楽堂で公演された野村萬斎の狂言を鑑賞してきました。演目は「馬口労(ばくろう)」です。あらすじは、仏道に帰依する人が増えたため、地獄に落ちる人がいなくなり、閻魔様はじめ地獄の鬼たちは商売(?)あがったりになりました。そこで、閻魔様自らが六道の辻まで出かけて行って、無理やり人々を地獄に引き込むことになりました。そこに運悪くやってきたのが萬斎演じるところの馬喰(※馬を使って荷役を運ぶ商売)です。閻魔様は「馬に苦役をさせた大悪人」と馬喰に罪をかぶせて地獄行にしようとしますが、この馬喰もただものではありませんでした。「馬にクラやアブミ・ハミを付けるのは、皆、馬の健康のためだ」と反論するのです。そして「閻魔様もクラやアブミ・ハミを付けて、私に乗られたらわかる」と言いくるめられます。そこで馬になって馬喰を乗せたのですが、アブミやハミを付けられた閻魔様は馬喰の言う通りにしか動けません。最後に馬喰は「このまま極楽まで乗せていけ!」と言って幕となります。なんとも間抜けな閻魔様ですが、古典芸能とはいえ笑いのツボを得たストーリーと、演者の所作の美しさに感動しました。


国立能楽堂①
国立能楽堂①
国立能楽堂②
国立能楽堂②

 
 
 

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