武甲遠望

　先週、実弟が仕事で「海ほたる」に立ち寄ったところ、なんと武甲山を望むことができたと下記の写真を送ってきてくれました。この日は前日の雨と風で大気が洗われ、澄み渡った眺望が楽しめたそうです。「海ほたる」までの直緯線距離は約１００㎞もあり、地球の曲率から考えても標高1300ｍほどの武甲山が見えると思いませんでした。と、いうことは逆に頂上から東京湾が望めるということです。通常、頂上からは北方向の秩父盆地を眺めます。今頃だと遠くに浅間山や赤城山、榛名山や雪を頂いたアルプスの峰々が望めます。しかし、東京湾が見える南東側は、あいにく樹木が伸びているため、葉が落ちる冬季まで遠望が利きません。今度登った際には木々の間から「海ほたる」を捜したいと思います。