秩父は盆地という地形のため寒暖の差が大きく、雲海がしばしば発生します。ミューズパークの丘陵から見ると、まるでミルクを流したような霧の中から秩父公園橋の2本の橋脚が顔を出し、幻想的な風景を醸し出します。さらに、条件が整えば奥秩父・三峰山の方から荒川の上を霧が流れ下ってくる光景が見られます（※写真参照）。それはまるで山奥から白い竜神が舞い降りてくるかの
ようです。秩父神社本殿の外壁に飾られている飛騨の名工：左甚五郎・作と云われる「つなぎの龍」の伝説は、この光景を見た人々が自然への畏敬の念を表したものではないかとも思われます。雲海の発生は春と秋に多く、１１月がピークと言われます。特に、雨上がりの翌日、晴天の早朝がチャンスですよ！
Comments