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秩父札所巡礼旅⑳ 石仏十万八千体の寺「札所31番観音堂」

残る4つの札所「31番観音堂」から「34番水潜寺」は、秩父市内から遠く離れた「秩父郡エリア」にあります。徒歩で参るにはかなりの道のりがあり、鉄道やバスなどの交通機関からも遠いため、一日一寺を目標に無理をしないで巡礼をしてください。

「31番観音寺」は小鹿野町飯田にあり、札所三十四ヵ所の中でいちばんの遠隔地です。公共交通機関としては西武秩父駅から「栗尾行き」のバスに乗り、「栗尾」で下車後、徒歩で1時間(!)ほどかかります。しかも、山門からさらに300段の九十九折りの石段を上らなくてはなりません(泣)。

しかしたどり着いた先の本堂(観音堂)は、まさに大自然の驚異を感じる場所にあり、足の痛みも忘れてしまいます。きっと昔の人々も圧倒的な自然の力に神や仏の存在を感じたのでしょう。以下に写真でご紹介します。

山門 ここまで最寄りのバス停「栗尾」から徒歩1時間かかります。その後、さらに300段の石段が待っています
山門 ここまで最寄りのバス停「栗尾」から徒歩1時間かかります。その後、さらに300段の石段が待っています
山門両脇の仁王像は、石造りとしては日本一の大きさです。
山門両脇の仁王像は、石造りとしては日本一の大きさです。
石段を上る辛さを紛らわせるためか、道脇に様々な歌碑が並びます。これを読みながら一歩ずつ登ります。
石段を上る辛さを紛らわせるためか、道脇に様々な歌碑が並びます。これを読みながら一歩ずつ登ります。
やっと鐘楼が見えてきました。本堂(観音堂)は目前です。
やっと鐘楼が見えてきました。本堂(観音堂)は目前です。
オーバーハングした大岩壁の下の本堂(観音堂)
オーバーハングした大岩壁の下の本堂(観音堂)
圧倒的な大地の力を感じます。
圧倒的な大地の力を感じます。

本堂の周囲は地質学上の宝庫です。

1700万年前の地層
1700万年前の地層

本堂(観音堂)の周囲や山上までの岩壁には仏のレリーフがあります。その数、十万八千体と言われています。

弘法大師爪彫りの像(レリーフ)  蜂の巣のような穴は「タフォニ」という風化のあと
弘法大師爪彫りの像(レリーフ)  蜂の巣のような穴は「タフォニ」という風化のあと
摩崖仏は風化が進み、かなり分かり難くなっています。
摩崖仏は風化が進み、かなり分かり難くなっています。
本堂左の岩壁には雨量が多い時、滝が表れます。
本堂左の岩壁には雨量が多い時、滝が表れます。

お参りした後の帰り道に「観音茶屋」で食事と休憩です。ここでは「名水百選」に選ばれた「毘沙門(びしゃもん)水」を使ったかき氷がいただけます。

「観音茶屋」で昼食
「観音茶屋」で昼食
そば料理に舌つづみ
そば料理に舌つづみ

「31番観音堂」への途中に水子供養の「地蔵寺」がありました。合掌


 
 
 

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