『秩父路そぞろある記』ー妙見七ツ井戸

武甲山に降った雨は伏流水となって秩父盆地の各地で湧き出します。「花風里」の近くにも「妙見七ツ井戸」と呼ばれる井戸があります。野菜などを洗う日常生活に利用されてきました。７つのうち、いくつかは枯れてしまったり工場の敷地内にあったりして見ることが難しくなっていますが、写真の「五の井戸」は今でも満々と清水が湧き出ています。一見、雨水溝のように見えるのが「四の井戸」です。子どものころ、ここにはサワガニがたくさん住んでいました。（今はどうだろうか？）とのぞいたところ・・・いました！小さな子ガニがたくさん‼思わず（キミたちの何代も前の親ガニさんに遊んでもらったよ）と、声をかけました。「花風里」から徒歩３分ほどで２つの井戸が見られます。案内表示もありますので、７ツ井戸さがし探検などしてみませんか？